20代後半、結婚まで考えていた彼がいました
彼はとてもオシャレで優しく私にとっては自慢の彼
特別オシャレじゃなかった私は服装も彼の好きなブランドを彼の希望で身につけるようになり
周りからもオシャレになったと言われ有頂天になっていました
いつものように週末、彼の部屋で過ごすため仕事帰りに行くとまだ帰ってない様子
事前に鍵のある場所を聞いていたので鍵を開けて入ると
私の洋服や洗面道具などがテーブルの上にまとめて置いてあり一緒に置き手紙も…
そこには別れて欲しいの一言だけ
携帯もない時代こちらからは連絡が付かず
その日は私物を持ってそのまま帰りました
それからは連絡が来るのをただ待つ日々何度か自宅へも行ったけど留守
その後、彼はいつの間にか引っ越してしまい会えずに終わりました
もう、突然綺麗に私の前から消えてしまった彼を私は忘れるより他なかったのです
そんな私に今まで全く眼中になかったある男が近づいてきました
出会い系でセフレを作る方法彼は職場のひとつ年上の人
別れた彼とは正反対のダサくて到底女子には人気のない男です
それでも心がボロボロだった私は優しくしてくれるこの人に
誘われるままお付き合いを始めてトントン拍子に結婚の話まで進みました
いけない事だとわかっていながら好きでもないのにこの人と結婚した私
とても失礼だけど誰でも良かったのかもしれません
それから19年今私は、この人との間に生まれた二児の母をやってます
そして今、あの時あの彼が私から逃げてくれて良かったと思っています
無理に追わず流れに任せて正解…?
いや、きっと初めから決まっていたのかも?と思ったり…
縁は異なもの味なもの?
ちなみに逃げた元彼と偶然再会したことがあります
オシャレにうるさかった彼の奥様はどれだけお綺麗な方かと思ったら…
悪いけど想定外?だったなと思った記憶です